不妊治療にかかる費用まとめ(随時更新)
風しん抗体検査→予め他院で実施済(市の助成にて無料)
子宮頸がん検診→予め他院で実施済(費用忘れました)
2023.4 3回受診
①精子凍結更新 ¥36,160
②初回カウンセリング ¥4,260
③夫精液検査(持参) ¥13,190
2023.5 1回受診
男性不妊専用外来にて、検査・カウンセリング ¥1,930
(こちらは3割負担だったかも)
2023.6 4回受診
①
夫→精液に細菌が混じっているため抗生剤を処方される ¥1,960
妻→カウンセリング・スクリーニング検査 ¥46,910
検査内訳
・ホルモン検査(FSH・LH・PRL・エストラジオール・プロゲステロン)
・甲状腺ホルモン検査(TSH・FT4・FT3)
・超音波検査
・感染症一式検査
・抗ミュラー管ホルモン検査
・抗精子抗体検査
・血液型検査
・クラミジア抗体検査
・抗核抗体検査
※顕微一択なので、卵管造影検査は未実施
②子宮鏡検査・TSH検査(再検査) ¥3,220
③診察(TSHの結果確認) ¥1,130
2023.8 1回受診
術前検査・子宮内フローラ検査 ¥60,090
2023.9
①採卵準備開始(アンタゴニスト法) ¥46,150
エコー・ゴナールエフ処方・自己注射の説明等
②経過診察 ¥40,450
エコー・採血・ゴナールエフ、ガニレスト処方
③経過診察 ¥9,500
エコー・採血・ブセレリン、レトロゾール処方
④採卵当日 ¥446,580 😢
費用内訳
採卵11個以上¥195,300
ICSI¥204,000
その他、精子活性化処理等
レルミナ、カベルゴリン、レトロゾール処方
採卵当日
D15 いよいよ採卵!
起床時から絶飲食(少量の水は飲んでよい)
*8:45 来院
リカバリー室で術衣に着替え、お手洗いを済ます。
*9:00頃(おそらく)
手術室がめっちゃ寒い。
点滴開始、分泌を抑える薬(止血剤)の筋肉注射を打ってもらう。
初の静脈麻酔を投与開始。
麻酔が効きやすかったのか、すぐ酩酊状態になり、パニックに。
目がまわる~!と助けを求めると、目つむってていいよ、と看護師さんが言ってくれて、ずっと目をつむって耐える。笑
*採卵開始(何時かわからん)
局所麻酔しますーと言われすぐに激痛が走り、そこからずっとウーウーと言いながら激痛に耐える。
「今何してますか?」「もう採卵してるよ」「え!?もう!?」と間抜けなことを聞くなどする。笑
がんばってるよ、大丈夫よ、と看護師さんがずっと肩をさすってくれる。
とにかく痛い。こんなに痛いと思わなかった。
モニターに映ってる採卵の様子見える?と聞かれ横を向くも、裸眼のため何も見えず。笑(目が回ってるし痛いし見る余裕もない)
*採卵終了(おそらく開始から20~30分後)
看護師さんの肩を借りながらリカバリー室に戻り、点滴がなくなるまで横になる。
しばらくしてから、もう起き上がっていいよと言われるも、吐き気がしてしまいすぐに横になる。
起き上がって吐きそうになって横になってを繰り返す。
震える手で夫に迎えに来てほしい旨をラインする。
*約1時間後
手術室で出血の状態を診てもらう。
結果は15個採卵できました!
融解した精子があまり動いていないから、刺激して使っていきますとのこと。
レトロゾール+2日延長分
レルミナ、カベルゴリンを処方され終了。
夫の運転で帰宅して、2回ほど嘔吐。
採卵後の症状等は次の記事で。
採卵周期(アンタゴニスト法)
2023.9
*D3 来院
子宮内フローラ検査の結果→ラクトバチルス率89.5%とまあまあの数字。
まずは5日間ゴナールエフを毎朝150ずつで刺激。
*D5~
・腹部圧迫感。
・排卵前のような透明のびおりが出て排卵してしまっていないか不安になる。
・生理前のような乳房の痛み。というより乳首のまわりが痛い。
・基礎体温が2日に1回くらい高温期並に上がって余計に不安になる。
注射は思ってたより痛くない。というよりほぼ何も感じない。ペン型で簡単。
*D8 経過チェック来院
卵胞は13個ほど確認でき、12㎜程。思ってたより育ってないので、採卵日は予定より2日ズレるかも、とのこと。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)が6.08と高めだからたくさん採れると聞いたけど、そんなに多くないかも。
ゴナールエフ毎朝継続+ガニレストを各日で打って排卵抑制。
・お腹がパンパンに張って苦しい。
・乳もパンパンで痛かゆい。
・眠気と倦怠感ですぐ横になりたい。
・便が2日に1回くらいになる(やや便秘気味)
・基礎体温は上がったり下がったり。
ゴナールエフと比べて、ガニレストは針が長くて打った後がしばらく痛い・・・。
*D12 経過チェック来院
卵胞15~16個取れそうです。この日で注射は最後!
ゴナールエフを午前中に、ガニレストを18時頃に投与。
この日から、OHSS対策でレトロゾールを夕食後に服用開始。
*D13 22時と23時に点鼻薬ブセレリン投与。
*D14 注射も点鼻薬もなし!夕食後のレトロゾールのみ。
翌日いよいよ採卵・・・!
初カウンセリング~スクリーニング検査
2023.6 カウンセリング
どのような治療方法でいくべきかの説明を受ける。
・現在の精子の数が、妊娠に至れるほど足りないということで、凍結精子による生殖補助医療になる。
・凍結精子は数に限りがあるため、シャーレでの体外受精よりも確率の高い顕微授精でしか方法がない。
・生殖補助医療は令和4年から保険適用にはなったが、癌の治療前に予防的に摂取された精子を用いた体外受精は保険適用外になるため、自費診療になる。
・ただし厚労省から、がん患者向けに助成金が出る。(がん患者等妊孕性温存治療費等助成事業)
2023.6 スクリーニング検査
流産リスクのある要因がないか等の体の検査。
結果→TSH(甲状腺刺激ホルモン)が3.31と高値で、再検査してまた高値であれば、甲状腺機能を上げる薬を飲む必要があるとのこと。
2.5未満が理想値で、それより高いと流産リスクが上がると説明受ける。
バセドウ病の夫とは真逆。笑
その他数値は異常なし。
後日再検査し、4.14とやはり高値のため、紹介された内分泌科にてチラーヂン服用開始。
不妊治療を決めるまで
夫の癌が発覚したとき、泌尿器科の先生から「抗がん剤の影響で精子が出づらくなる可能性があるので、精巣を摘出する前に精子を凍結保存をしておくとよい」とすすめられ、紹介された院にて保存。
男性不妊専用外来にて、現在の精子の状態を診てもらったところ、
「受精できるほど精子が出ていない」
「凍結精子を使用して成功しなかった場合の最終手段として、睾丸から取り出して使用することはできる」
夫は逆行性射精と思っていたが、それは違うとのこと。
凍結精子を保管してくれている院ということで、他の病院を選ぶ余地はなし。
*よかったと思うこと
男性不妊外来の先生が仰っていたが、癌が発覚してから、治療の準備に追われ慌ただしくなる中で、自主的に精子を保存しようという考えになかなか至れないとのこと。
保存をすすめてくれた先生に感謝だね、と夫も言っていた。
②クリニックが駅からも自宅からも職場からも近いこと。
通いやすさめちゃめちゃ大事!